自然と寄り添いながら生まれる北欧デザイナーのパターン​

北欧の1年は冬から始まります。暗くて長い冬が終わると、やがて春がやってきます。それはそれは待ち遠しかった春、そしてあっという間に終わってしまう夏。いつまでも沈まない太陽を満喫します。そのうち秋になり、紅葉が散り始めると、長い冬の始まりです。そのような暮らしの中からさまざまなインスピレーションを得て、デザインが生まれています。

 

映像に使用されている写真はすべて、デザイナーまたは私たちが北欧で撮影したものです。

私たちが大切にしているコンセプトは、

北欧デザイナーひとりひとりが

それぞれの暮らしの中から創り出す背景ストーリーです。

北欧の人々は、厳しい気候の中、

季節の変化を感じながら日々を過ごしています。

例えば、多くの家の庭にはりんごの木があります。

りんごの木は、冬にはマイナス気温に耐えながら、

じっと冬が通り過ぎるのを待ちます。

やがて春がやってくると、りんごの花が咲きはじめます。

りんごの花はあっという間に散ってしまい

散った花は少しずつ実に育っていきます。

そして秋になると、たくさんのりんごの実がなります。

北欧の人々は、りんごの木を通して、

季節の移り変わりを感じています。

スカンジナビアン・パターン・コレクションのデザイナーたちは

北極圏、アイスランド、ヘルシンキ、ストックホルム、

南スウェーデン、フィンランド西海岸と、

さまざまな地域に暮らしています。

冬には太陽が輝らず雪で埋もれてしまう地域から、

冬でも雪の降らない地域もあります。

北欧の厳しい大自然の姿もさまざまです。

デザインを通して、それぞれの暮らしを

感じていただけることを願っています。